1月8日ナポリミッション2日目。本格的にジュエリーの視察が始まります。
ロビーで集合待ちの間に報告メール中。気がついたら撮られていました…迂闊。
エントランスやドアの上部まで彫刻が施されたナポリ県庁にて、歓迎式典とご挨拶。
ナポリ県知事や評議員、展示会の担当の方やメディアの方も来られていて、
式典の様子はイタリア全土の朝晩のニュースで流れたそうです。
そのせいか視察中は全て警察の先導付きで、現地の人に声をかけられたりもしました。
因みに左の写真の左端、5色のマークは“五感を堪能させる場所”という意味で、
ナポリ県のシンボルマークだそうです。
チェルトーザに移動して、サン・マルティーノ修道院と国立博物館での
Un gioiello per la Regina ― I Gioielli e gli Gala del Regno di Napoli
(イタリア・ナポリ県公式サイト、イタリア語です)
“女王に捧げるジュエリー・ナポリ王国ジュエリーとパーティドレス”の展示を見学。
この建物はバロック建築に大きな影響を与えた建築家によって改築されていて、
有名なバロック様式の建築物なんだそうです。確かにとっても豪華な空間でした。
絵画やデザイン画の復刻衣装を並べて展示してあるのは分かりやすかったです。
17~18世紀頃と思うんですが、細かな年代や様式が分からなくて残念。勉強不足ですね。
上は細部までエナメル細工が施されたネックレスで、下は金細工が細やかでした。
ナポリはキリスト生誕の様子をあらわした、プレセピオという飾りが名物らしいのですが、
この修道院は宝石や金をふんだんに使ったプレセピオのコレクションでも有名です。
真ん中と右の写真は天使の人形を拡大したもので、細かい造りに感動しました。