1月10日、遺跡の見学に連れて行っていただきました。
はじめに行ったのは名前を失念してしまったのですが、現在発掘調査中の遺跡で、
ローマ富豪の別荘だった遺跡なのだそうです。
壁にはたくさんのフレスコ画やモザイク画が描かれていたそうですが、
状態のいいものは全て博物館に収蔵され、こちらにはレプリカが展示されています。
鳥の像に近づいたところを同行の方に「水が出るよ!」と驚かされた瞬間の撮影。
壁の落書きは当時の偉い人がかぶる帽子(のようなもの)が描いてあるんだそうで、
甲冑に似ている気もしますね。何を思って書かれたかわかりませんが素朴で好きです。
ポンペイです。よくよく考えてみたら日本でポンペイ展を開催しているのだから
ジュエリーがあるはずもなく。(そもそもジュエリーはナポリの博物館収蔵なんですって)
ポンペイはローマ時代の都市の形がそのまま残った遺跡なんだそうで、
直線の大通りが直角に交わる機能的な都市で、大変栄えていたんだそうです。
ポンペイの市街付近の遺跡ではそこかしこに男性器がモチーフに使われています。
「キャッ恥ずかしい!」なんて年齢でもありませんが、目のやり場には困りました。
右の娼館に飾られていたフレスコ画は初公開されたのが2001年。
カソリック教会の反対でずっと公開されず倉庫に眠っていたんだとか。
石膏を流して復元された遺体は親指の骨が露出していて直視できない痛ましさ。
お母さんと思われる遺体が子供を抱いているものや、苦しそうな表情がわかるものまで。
最後のほうは歩き疲れてグダグダでした。暑い時期じゃなくてよかったです。