カテゴリー別アーカイブ: ルース

またまた神戸へ

打ち合わせを兼ねて神戸へ。
あまりにいろいろと凄くって詳しくは書けない彼
カットしたルースの一つをジュエリーにしたくて交渉中です。
“カービング”と呼ぶのはあまり好きじゃないので、
“カッティング・アート”、私の好きなアーティストはM.Dyber氏ですが、
ムーンシュタイナー親子も素晴らしい作品で有名ですね。
この写真はカッティング・アーティストたちのコンテスト、
AGTAカッティングエッジコンペティションの優勝作品で
お値段280万円だそうです。
私は装身具としてのジュエリーばかり扱っているので、
オブジェの相場についてはよく分からないのですが…
パヒュームボトル
18kYG
Yellow Beryl Perfume Bottle
This bottle was the first place winner in the Obects de Art catagory of
the 2004 AGTA Cutting Edge Competition.
2004年度AGTAカッティングエッジコンペティション
カテゴリー:オブジェクト&アート 優勝作品
Created by Ralph& Dice
ご希望の方がいらっしゃいましたらご一報くださいませ。
クォーツのペンダントヘッドペンダントヘッド拡大
本日の戦利品(ウソです)
彼自身のカットによるクォーツのペンダントヘッド。
なんだかとっても私に似合う♪と思いませんか?
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ルースにキズがついたら…

30ctアップの見事なペリドットに仕入れたときからの小さなキズ。
お友達のジュエリーデザイナーさんがこの石に一目ぼれで、
即決購入したもののやっぱりこのキズが気になるらしく。
私の知り合いのカッターさんにリカットをお願いしました。
P1010693.jpg
とっても大きいですね~。
作品として仕上がるのがとても楽しみです。
P1010694.jpg
研磨の道具です。
これは彼の修行先スリランカから担いで持って帰ってきたそうです。(ホント?)
P1010695.jpg
アルコールランプでシーリングワックスを溶かして裸石を固定します。
ファセッターに裸石を固定した棒(ドップと言うんですって)をセット。
これで角度を調整しながら研磨していきます。
P1010696.jpg
キズの状態をこまめにチェックしながら研磨して、ファセットのバランスを整えます。
カッターさんそれぞれに使う道具やカットのバランス感覚が違うので、
彼的に気になる部分もあったようですがこの辺で終了。
深追いしてあまり小さくなっても困りますものね。
スリランカその2
本日の戦利品。
カッターさんのデスクに置いてあった
スリランカの業者さんのカード。
一緒に見学に行ったスタッフが「欲しい!」
と言ったら「(悲しそうに)いいですよ~」
いただいちゃいました!
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カラフルな半貴石!

L.A.から半貴石を専門に扱う業者さんが来日されると聞いて、
わがままを言ってアトリエまでお越しいただきました。
鉱山開発から専属のカッターを200人も抱えることで実現するクオリティとカット。
数年前に業界の先輩にご紹介いただいてから、私はこちらのルースが大好きなんです。
あわただしかったTucsonとアトリエでじっくり見るのでは全然違いますね。
見せていただいたルースのほんの一部をまた無理を言って撮影、ご紹介します。
トルマリン
奥が淡いピンクととろりとしたハニーカラーとのバイカラーになったトルマリン。
手前は雑味の全くないすっきりとしたベリーレッドがまさにルベライト。
アクアマリン
こちらは大粒で色が濃くてクリアなブラジル産のアクアマリン。
ペリドット
素晴らしく色が濃くてテリの良いペリドットはパキスタン産。
ジュエリーとしてデビューしたペリドットがあまりにもクオリティが低かったので
8月生まれの方は悲しかったと聞きますが、この石なら喜んでいただけるはず。
アメトリン

アメトリン斜めから
1月のナポリにご一緒した職人さんが大好きだとおっしゃるアメトリン。
確かにこの斜めから見たときのシェリーカラーにはうっとりさせられます。
そしてこのアメトリンはシトリン部分の色が濃いでしょう?ブラジル産です。
さてここで何だか恒例の問題です。このルースは何でしょう?
ヒント:天然非加熱です!
この石は今回私が一番驚かされたものです。答えは…金曜日の更新で!
どうしてこんなに赤系の色を撮影するのって難しいんでしょう?
印刷用の写真をお願いしているフォトグラファーの方がおっしゃるとおりだわ。
本当の美しさを写真でお伝えできないのがとても残念です。
プロの方が難しいとおっしゃるのだから素人が頑張っても仕方がないのかも。
ご紹介したルースをご覧いただけます(全てではございません)。
ご希望の方は左下のメールフォームにてお問い合わせください。
アトリエは予約制になっております。ご予約をお受けできるかは
山崎藍子のスケジュールによって多少変動しますのでご了承ください。

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ホワイトオパール

オパールといえばボディカラーが白いものが主流だったそうなんですが、
今はあまり見かけないなぁ、人気がないのかなぁと思っていたら、
産出量が減っているんですね。オパールの業者さんに聞いて驚きました。
light opal
ライトオパール(ピンファイヤータイプ)
サウス・オーストラリア州
4.475ct
私はブラックオパールにありがちなドラマティックな色変わりより、
ポッポッと浮かび上がるファイヤが好きですね。
このオパールは特にピンク色のファイヤが強く出るのですが、
紫やグリーンなど色相がまんべんなく出るところも気に入っています。
本当は指輪にしたいんですが、硬度のない石なのでブローチかなぁ。

私のデッドストック(笑)

去年のTUCSONショーで買い付けたミシシッピ川の淡水真珠で、
別名ローズバッド(バラの蕾)パールと呼ばれるものです。
rosebud pearl
左は会場外で購入した安価なもので、右はメイン会場で購入した高額品。
真珠の命ともいえる照りが違うのが分かっていただけるでしょうか?
加工しなきゃと思いながらもうすぐ2年が経とうとしています。
出してきて眺めては「やっぱり違うなぁ…」とため息をついて、
箱にしまう。…それをスタッフはコレクションと呼んでいます。
いえ、来年中には製品にします!パールだしやっぱりピアスかな?

衝動買いしてしまいました…

新作のために値段の相場だけ見ようと業者を覗いたら、こんなにキレイなイエローダイヤ!
見るだけ…と自分に言い聞かせながら目の保養。
今回の新作はカラーレスのラウンドなので、イエローのファンシーは使わないのに、
気がついたら仕入れていました。こういうのも衝動買いっていうのでしょうか…。
ビビッドイエローのダイヤモンド
選びに選んだ5ピース合計0.631ctは全部ビビッドイエロー。
こんなに色が濃くってインクルージョンもほとんどないなんて嬉しくなってしまいます。
何の当てもなくつい買ってしまったけど、どんなデザインにしましょうね?

クイズの答えです

思っていた以上のコメントをいただいてビックリしています。
自分で撮影した画像ながら、石がきれいに写ってないので
正解の方がいらっしゃったのにもビックリ。
正解はスカポライト。暁の鴎さん、すばらしい分析ですね。
“複屈折で多色性”って専門家の方なんでしょうか?
スカポライトとファイアーオパール、南洋パールのペンダント
このペンダントはダイヤモンドが4石と右からゴールデンの白蝶真珠、
ホワイトの白蝶真珠、黒蝶真珠がゆれる大振りのトップでした。
お客様のファイアーオパールと、このスカポライトを一緒に着けたいという
ご希望にお応えしてセットしました。
スカポライトはツーソンで一目ぼれして買ってきた1.66ct、変形トリリアントカットのルース。
ご購入いただいて、鑑別に出したらなんとアメシストで出てしまい、
慌てて代替の石を探したんですが、どこにもこんな大きさでクリアなものがなくて
途方に暮れていたところ、全宝協でちゃんとスカポライトで出て
ほっとしたといういわくつき(?)の石なんです。
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